戻る常夏のグアム島 (1995年3月3〜6日)

3月初旬、日本はまだ寒い季節。
夜21時成田空港、NORTHWEST航空060便が常夏のグアムに向けて飛び立つ。

日本から3時間半、暗闇の中からグアム島の小さな灯りが見えてくる。
その灯りがだんだん大きくなると間もなく着陸のエンジン音。
現地時刻は真夜中の1時半で、日本との時差は1時間。


航空機から降りると銃を持った迷彩服の兵士が2人。
ここはアメリカだ。

入国審査では数百人の待ち行列。
やはり日本の観光客がいっぱいで、2時間程かかってしまう。
やっと空港ビルの外に出ると、そこは熱帯の風が顔に当たる南の島だ。

早速、迎えのバスに乗り込んでホテルに向かい、ホテルに着くや否や先ずは皆んなで到着の乾杯だ。
窓を開けると夜の海岸から熱い空気が入ってくる。
まさに熱帯の国にやって来た。


翌日はバスで市内観光。
天気も最高。
街には日本語の看板が沢山ある。

恋人岬をバックに記念撮影。
スペイン広場やラッテストーン公園を通って街を一望できるアプガン砦。
自由の女神像があるアガニア湾。
最大なデパートのマイクロネシアモールでショッピング。
他に免税店を2ヶ所回ってブランド品も安い。

夜は再びアプガン砦に行き夜景がまた美しい。
夕食後は名物のドッグレースへ。

政府公認のギャンブル場で1レース当り8頭のドッグが競走し12レースあり、
賭け方も競馬に似ている。
掛け金は最低3$で、その日のレースの予想紙を参考にGood Luck!

翌日はホテルから直接ビーチへ。
観光客で賑わう有名なタモンビーチ。

長く続く砂浜、南国のヤシの木、すき透る青い海。
ここでビーチバレーに思いっ切り汗を流し、シュノーケルで楽しむ。

次の体験は日本ではできない実弾射撃、ガンシューティングスポーツランドへ。
射撃場に着くといきなり実弾を50発程渡され、緊張感が増してくる。
それを持ったまま部屋に入り拳銃の撃ち方のビデオを見る。

終わるといよいよ射撃場に行く。
標的までは10m程度だろうか。
拳銃は3種類あり、チェーンでつながっている。
拳銃を持つとズシリと重い。

スタッフが実弾の込め方等を教えてくれる。
そしていよいよ引き金を引く。
腕に衝撃が走る。
その衝撃で全然、的に当たらない。

数発撃つと慣れてきてやっと的に当たるようになる。
3種類の拳銃で全発撃ち終わると弾痕の得点を集計して認定書がもらえる。

貴重な体験をした後夕方ビーチに戻ると、そこにはタモン湾に浮かぶ真っ赤な夕陽。
輝く青い海一面を紅い色に染める大きな大きな夕陽。
思わず歓声が上がる。

素晴らしいサンセットの余韻を残しつつ、深夜帰国の途につく。