CGI講座

スカラー

スカラーは数値や文字列です。
・スカラー変数（$）　例：$data　←　$(英字)(英字/数字/下線)、大/小文字を区別

・シングルクォート文字列　''
　　改行も文字と見なします。「'」「\」を表示するには直前に「\」を付けます。
　　　例　print '太郎'; 　→太郎
　　　　　print '太郎\n'; →太郎\n
　　　　　print '太郎\''; →太郎'
　　　　　print '太郎\\'; →太郎\

・ダブルクォート文字列　""
　　「\」の付いたメタ文字を使用できます。
　　$スカラー変数、@配列変数は値に置換されます（変数展開）。
　　「"」「\」「$」「@」を表示するには直前に「\」を付けます。
　　　例　print "太郎"; 　→太郎
　　　　　print "太郎\n"; →太郎　　　　　　　　　　　　メタ文字 \n 改行
　　　　　print "\Qab+*()[]\E"; →ab\+\*\[\]　　メタ文字 \Qから\Eまでの非英数文字の前に\を付ける
　　　　　print "太郎\""; →太郎"
　　　　　print "太郎\\"; →太郎\
　　　　　$a=2; print "太郎$a"; →太郎2
　　　　　print "太郎\$a"; →太郎$a
　　　　　print "太郎\@a"; →太郎@a

・演算例
　　　　　$a += 5;　　　　$a = $a + 5;と同じ
　　　　　$a++;　++$a;　　1を加算
　　　　　$a--;　--$a;　　1を減算
　　　　　$name = "山田" . "太郎"; →山田太郎（文字列の連結）

int　　整数に変換します。　例　$a = int($data);
hex　16進数を表す文字列を10進数に変換します。　例　$a = hex("FF");

■プログラム（sample10.cgi）

print '太郎','　太郎\n','　太郎\'','　太郎\\ ';
$a = 2;
print "太郎","　太郎\n","　 \Qab+*()[]\E","　太郎\"","　太郎\\","　太郎$a","　太郎\$a","　太郎\@a ";

$a = 2;
$a += 5;
print "$a ";
$a++;
print "$a ";

$name = "山田" . "太郎"; print "$name ";
$data = 2.3; $a = int($data); print "$a ";
$a = hex("FF"); print "$a ";

■実行結果

太郎　太郎\n　太郎'　太郎\
太郎　太郎　 ab\+\*\[\]　太郎"　太郎\　太郎2　太郎$a　太郎@a
7
8
山田太郎
2
255

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